CIBoG/GTR Joint Seminar 「酵素の改良と核酸増幅への応用」保川清教授(京都大学)開催のお知らせ 終了しました
日時:2021年 6月4日(金) 15:00-16:15
Zoom開催 URL: https://kyoto-u-edu.zoom.us/j/86434261042?pwd=WU5hYjBSQmpNRlJEZVZzNHlZU0xzUT09
ミーティングID: 864 3426 1042、パスコード: 273521
「酵素の改良と核酸増幅への応用」
京都大学大学院農学研究科食品生物科学専攻
要旨
核酸増幅法は今日、臨床診断や研究で広く用いられている。一方で、その利用範囲が拡大できるように、使用する酵素の改良や新規な増幅・検出法の開発が進められている。我々は、部位特異的変異導入法によりモロニ―マウス白血病ウイルス逆転写酵素の耐熱性を上げ、高温での逆転写反応を実現させた。また、次世代シーケンスを用いる逆転写酵素のエラー率の測定法を開発し、反応条件がエラー率に与える影響を調べた。現在は、体温付近の一定温度のDNA増幅法であるリコンビナーゼポリメラーゼ増幅法の反応条件の最適化に取り組んでいる。
連絡先:糖鎖⽣命コア研究所 統合⽣命医科学糖鎖研究センター 北島 健(内線 4297)
略歴
(学歴)
1984年3月 東京大学理学系大学院修士課程生物化学専攻
1989年10月 医学博士(大阪大学) 指導教官 岸本忠三
(職歴)
1984年4月〜2004年9月 東ソー株式会社
2004年10月〜2007年3月 京都大学大学院農学研究科食品生物科学専攻・助教授
2007年4月〜2013年7月 同・准教授
2013年8月〜現在 同・教授