研究科 | 医学系研究科 |
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分野 | 消化器内科学 |
今後医療の専門性はさらに高まり、細分化されて行くと考えます。また価値観は多様化し、少子高齢化や地域格差など様々な問題に直面します。情報学と生命医科学を学び、未来の医療に貢献できるような研究がしたいと考えております。現在はこれまでの消化器内科医としての臨床経験を振り返り、clinical questionを挙げて取り組むべき課題を検討中です。具体的にはバレット食道や高輝度膵など日常診療や検診で遭遇する所見について臨床的意義を見直し、将来的な発癌リスクなどの層別化を目指すことや、対象疾患における個人のパラメーターを加味した上での予後予測モデルの構築などを候補に考えております。当プログラムの中で研究に打ち込みながら、具体的な自分の将来像については改めて考えて行きたいと思っておりますが、常に広い視野に立ち、問題意識や探求心を持ち続けられるような人物でありたいと思います。